アニメ「ヤング・ブラックジャック」7話まで見てテキトー感想 |
2015年 11月 13日
今期はオッサンにとって懐かしいアニメが多いです。
「ルパン三世」しかり、2クール目だけど「うしおととら」も。 でもって、ヤング・ブラックジャック。 すいませんが、原作は未読です。 放送前のPV見たときは、えっらいコッテコテな感じがして 本放送も3話あたりまで馴染むのに時間かかかりました。 が、手塚治虫のブラックジャックを現代のアニメでやるなら このあたりが妥当な線なのかな、と思い至る所存です。 ちょいと目がキラキラし過ぎてたり 手術箇所を見せない演出に物足りなさはありますが これくらいに吹っ切った方がらしくていいな、と。 間黒男のある種独特の青臭さがうまく滲み出ています。 ※以下ネタバレ注意 さて、7話まで見てのざっくり雑感です。 原作コミックは読んでないのでシナリオは知らないんですが かなり硬派で骨太な作りですね。 医学生として過ごした間黒男の時代をしっかり描いています。 まあ、自分も教科書とかでしか知らない世代なんですが 安保闘争やベトナム戦争、黒人解放運動など、 そう絡めてくるのか~、と感心しきり。 キリコのとこなんてもうね、ああ、そうなのね、って。 全然気が付かなくて、ヘリで名前を呼ばれた時にハッとしましたよ。 この手の原作のさらに原作があるモノのアニメ化だと どうしても「期待しちゃいけない」スイッチが作動するんですが 手塚原作をキッチリ踏襲してるなと強く感じました。 んで、てっきり日本国内が舞台だと思ってたので スケールの大きさに良い意味で裏切られました。 ベトナムやらアメリカにまで行くのか~と。 筋書きも矛盾を感じない作りしてますし。 ヤブさんや先輩(岡本)らサブキャラもいい味出してます。 まあヒロインはちょっとキャラ的には弱いんですが、 これは仕方ないですね、相手がピノコですもんね、勝てるわけないです。 煮え湯を飲まされる系エンドや、スカっとする系エンドなど 各話の終わり方も手塚ブラックジャックのDNAがしっかり刻まれてます。 ああ、これだよな、この歯がゆさ、みたいなね。 子供の頃、友達から借りて読んだときの感情が思い起こされます。 黒男の若さゆえの青臭さも加わって、 原作無免許医のブラックジャックとはまた違った新鮮味もあり。 気がつけばスルスルと7話まで来ちゃいました。 1クールなのか2クールなのか知らないんですが (ググるとネタバレに当たる可能性があるんで調べない) このクオリティで続くのならガッツリ2クール観たいですね。 とりあえずこれだけは言っておこうかと。 大塚さんのナレーションが渋くてかっこ良すぎ! おしまい。
by amnesi4
| 2015-11-13 22:35
| アニメ
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