金星と木星のランデブー(2015年10月25日) |
2015年 10月 25日
明日が最接近ですが、今朝もだいぶ近かったです。 右が金星、左が木星です。 RegiStax6で 枚合成、Photoshop Elements10でトリミング、画像処理 月の大きさと比較。月3つ分くらい近づいてる感じ。 手持ちの天体望遠鏡では22倍でどうにか 金星と木星とが同一視野に収まりました。 2惑星と、ガリレオ衛星を同時に眺めるというのも なかなかに面白い体験でした。 木星はちょうどイオが後ろから出てくるところでした。 今日の木星というシミュレーションサイトで大赤斑が来てるのがわかり 天体望遠鏡で140倍で眺めるも、見当たらず。 気流の悪さで終始揺らめいていました。 こちらは金星の拡大撮影。 風が強くて気流が悪く、クッキリとは写らず。 自分の使っている天体望遠鏡は8センチ屈折式アクロマートで、 既に23歳、あちこちチューンナップはしてますがまだまだ現役です。 今販売されている望遠鏡でいうとビクセンのポルタII A80Mfに近いです。 金星を眺めるのに良い倍率はどれくらいかというと、 100倍くらいで写真のような欠け具合が見られます。 木星の場合、ガリレオ衛星と一緒に眺めるなら100倍くらい、 細かいところを見るなら200~300倍は欲しいところですが、 8センチ屈折だとちょっと暗くなって厳しいです。 倍率をむやみに上げても暗くなるし像がボケてしまうので なにごともほどほどが一番です。 (高倍率を売りにした望遠鏡は粗悪品が多いのでご注意を) 自分が持っているミードETX125という口径12.7センチの望遠鏡ですと 2本の太い縞の上下にある細い縞や、タイミングが合えば大赤斑も見えます。 できればもう少し大きな、口径15センチくらいの望遠鏡だといいんですが お値段も一気にお高くなります^^; ドブソニアンという簡易形式の望遠鏡だと 口径20センチで5万円を切るモノもありますが、 操作や手入れが面倒で難易度がちょっと高いです。 とりあえずはお近くの科学館や天文台で行われている観望会に行って 見させてもらうのが一番かもしれません。
by amnesi4
| 2015-10-25 07:03
| 宇宙と星と月
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