RegiStax6で月を合成・画像処理する方法 |
2015年 10月 21日
本来は木星、土星などの惑星を動画撮影して
写りの良いコマを選んで合成できるRegiStaxですが 月の写真の合成もできるのでざっくり紹介します。 ソフトの言語は英語で、機能もかなり多いので使いにくさもあり、 動作も重たいのでそれなりのPCスペックが必要です。 ※正直、自分も使いこなせているわけではないので ほとんど設定をいじらないまま素で使ってます。 しかし無料だし、画像の解像度が飛躍的にアップするので 試してみる価値は十分あると思います。 先日の月で試してみたものを比較してみます。 以下、ダウンロードから画像処理までの手順です。 まず、こちらのページから「Initial V6.1 Release」の下にある リンクをクリックしてダウンロードします。 3MBなのでブロードバンド回線ならサクっと落とせるはず。 今のところ、変なアプリケーションのバンドルはないので 適当にYes押しながら、規約のところだけ「I agree」にすれば 数分とかからずインストールできます。 では月の画像の処理方法です。 まずRegiStaxを起動して、「Select」ボタンをクリック。 ファイル選択画面が出るので、合成する画像を選びます。 「ファイルの種類」がデフォルトでは動画ファイルになっていますが 今回は月の写真を合成するのでJPEGに切り替えます。 そして合成したい画像を複数選んで「開く」ボタンをクリックします。 今回は10枚の月の画像を選びました。 画像の読み込みが終わるとこんな感じに。 ここでまず「Set Alignpoints」をクリック。 ここで画像がチェックされ、画質の良いものが自動で選別されます。 下の中央部、「8/10」をありますが、10枚中2枚は判定で省かれています。 それから「Limit」ボタンをクリックします。 次に「Stack」ボタンをクリック、画像の合成が始まります。 進捗状況は左下にパーセンテージで表示されます。 合成が終わったら「Wavelet」ボタンをクリックします。 そうすると以下のように画像加工モードになります。 自分の場合、基本的に左側にあるウェーブレットのスライダーを 適当に調整していきます。使ってるのはLayer1と2くらいです。 処理後のプレビューもリアルタイムで出てくれるので どういった画像になるのか一目瞭然です。 ホントはこのへん、細かな設定ができるので 使い方によってはかなり精緻な画像処理が出来るのではないかと。 また右側のメニューではガンマ値やヒストグラムなどなど 様々な調整が出来ます・・が自分はほとんど使ってないです ^^; 処理が終わったら「Do All」で全体に処理をかけてから 「Save Image」をクリック こんなポップがップが出ますが、YesでOK 画像全体の処理が終わると、以下の画面になります。 ここでファイル名をつけて保存します。 「ファイルの種類」はデフォルトではBIMPになっています。 ファイル名の後にコンポジット枚数を入れておくと 後から「これ何枚合成したっけ?」と思ったときに便利です。 とまあ、非常にざっくりした使い方しかしてませんし もっと画像を良くする方法はあるかと思いますが、 そのへんは検索していただくなりして調べていただければと。 おわり。
by amnesi4
| 2015-10-21 04:22
| 宇宙と星と月
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