十六夜の月と日本人名クレーター(2015年10月28日、月齢15.5) |
2015年 10月 28日
雲間からなんとか十六夜ムーン 望遠鏡でも観察できた日本人名のついたクレーター2つです 両者とも江戸時代に天文学の発展に貢献した学者です。 こちらのサイトで概略が紹介されています。 日本人の名前のついたクレーターは10個ありますが、 そのほとんどが月面の裏側にあります。 そのため望遠鏡で見られるのはAsada、Naonobuの2つになります。 Hirayamaも秤動の関係によっては表側に来ますが、 捉えるのはほぼ不可能かと思います。 RegiStax6で11枚合成、Photoshop Elements10でトリミング、画像処理 とにかく満月前後の月の明るさは半端ないので 望遠鏡でずっと眺めてると目に白い残像が残るくらいです。 というわけで、ムーンフィルターなる道具があります。 自分が持ってるのはこれです。 接眼レンズ(アイピース)には溝が切ってあるので ここにねじこんで使います。 ・自分が星見に使っている天体望遠鏡について レンズ口径8センチの屈折式アクロマートで、 既に23歳、あちこちチューンナップはしてますがまだまだ現役です。 今販売されている望遠鏡でいうとビクセンのポルタII A80Mfに近いです。 月を眺めるのに良い倍率はどれくらいかというと、 50~70倍くらいで全体を見渡すことができます。 細かいところを見るなら100~150倍ほどでいいかなと。 倍率をむやみに上げても暗くなるし像がボケてしまうので なにごともほどほどが一番です。 (高倍率を売りにした望遠鏡は粗悪品が多いのでご注意を) おしまい。
by amnesi4
| 2015-10-28 22:45
| 宇宙と星と月
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